Prince Monthly Column

2018/11/08

冬でも快適にテニスをしたい方は要チェック!
オシャレに楽しく、そして効果的に楽しむプリンスのウィンターアイテムの数々

冬のテニスは辛いだけじゃない。ちょっとしたことで楽しめるもの
〜ちょっとでも寒さを和らげるためのアイテムを探せ〜

北海道の東部に生まれ育った筆者が東京へ出てきて驚いたことは、「ここでは真冬でもテニスができるんだ!」ということ。我が中学校のクレーコートは、毎年、部員だけで作らなければなりません。春、融けた雪がコートをぬかるみにし、それが乾くのは5月のGW明け。それからコートを掘り起こし、ベースを作って、ローラーを掛け、ようやくプレーできるコートができるのです。

真夏はしっかり練習できますが、外のコートを使えるのは、頑張っても10月いっぱい。寒さも辛くなりますが、道東では4時を過ぎると薄暗くなり始めるため、放課後の練習が成り立ちません。つまり、一般的なテニス部員がオンコートでプレーできるのは5月〜10月の半年間だけなのです。では、晩秋〜初春の半年間は何をするかというと……屋内で体力トレーニングのみ。たしかに体力はググッと向上しますが、ボール打てなければ、テニスは強くなれません。

というわけで、北海道のテニス小僧たちは、寒い中でのテニスなど知る由もなく、東京に来て初めて「冬でもテニスができる」ことを知るわけです。たしかに北海道育ちは寒さに強く、寒い中で運動することに何ら抵抗感はありませんが、冬はスケートをする季節であり、寒さに耐えながらボールを打つことなど想像が付かなかったのです。

そんな環境の中での40年前は、「寒ければたくさん着ろ!」ということで、シャツ+トレーナー+ウォームアップジャケット+ロングコートと、モッコモコ状態の仕上がりとなります。厚手のトレーナーは重く、プレー中に汗を吸うと、さらにグッと重くなります。そんな姿で華麗なフットワークを駆使して素早く動き、大胆なスイングでシュアに振り抜く! なんてできっこないんです。

ところが現代は……
なんということでしょう! アパレル素材は大きな進化を遂げ、薄くても暖かい、軽くて動きやすい、楽しくてちょっとオシャレなウィンターアイテムを、簡単に手に入れることができるではありませんか。

重ね着は「プレー中にも脱いでいくことで保温効果を調節できる」というメリットがありますが、めんどくさいし、動きづらい。スマートに暖かさをゲットできるのであれば、黙って見過ごすのは大損です。ということで、ちょっとプリンスのウィンターアパレルを集めてみました。

夏は太陽から守るためのキャップが、冬は防寒アイテムとして活躍
〜普通のキャップじゃつまらないという女子のために〜

ボア素材キャップ

いまやテニスに帽子・キャップ・バイザーは当たり前ですし、夏の厳しい太陽光線の下では、頭をさらして激しいプレーをするのは無謀すぎるということで、熱射病・熱中症防止のためにも、キャップの着用が奨励されています。もちろん、直射日光による眩しさを防いだり、紫外線による目への悪影響を、ちょっとだけ緩和することができますね。

では、冬のテニスコートにはキャップは必要ないでしょうか? いやいや、けっこう多くのプレーヤーが、冬でもキャップをかぶってテニスしています。それが習慣化しているからという理由もあるでしょうが、頭を寒さから守ることもできるでしょ。とくにベテラン男性の場合、真冬の寒さが頭皮を直撃しちゃうことも……。

ですから、テニス用のキャップは「夏でも冬でも必要」なんです。それを踏まえたうえで、どんなキャップを選ぶかを考えましょう。

プリンスの秋冬向け展示会を訪れた際、アパレルコーナーにひときわ異彩を放つアイテムがありました。テニス用のキャップです。この分野のアイテムは、ぶっちゃけ「どのブランドも、どのアイテムもさほど代わり映えしない」わけですが、モコモコのボア素材のレディス用キャップが、めっちゃ可愛いんです。

テニス関係の展示会では、こんなキャップを見たことがありません。だって、「モコモコボア」と「キャップの機能性」とは、縁もゆかりもないわけです。あえて言うなら「暖かさ」……というか「暖かそうなビジュアル」かな。だけど、どこかフェミニンなんです。その雰囲気が、最近のプリンスレディスアパレルのフェミニンさと見事にマッチして、チャーミングなテニスアパレルスタイルを完成させます。

現代のテニス女子のキャップって、「可愛く見えるか」「強そうに見えるか」が魅力だと思うんです。この【PH508F キャップ】は、ひたすら可愛いビジュアル系。もちろん、着用する本人だって暖かいはず。ただ単に寒さを凌ぐためや、意外と強い冬の紫外線をカットするためにだけにかぶるのではなく、自分を表現するためのファッションアイテムとして選んでみるのも、テニスというスポーツにおける、一つの楽しみ方じゃないでしょうか。

3色展開されているこのアイテム。ホワイト・モカ・ブラックがありますが、筆者のオススメは、断然「モカ」。アルパカみたいで、とってもキュートです。

蓄熱ストレッチ! 楽に動けて、そのうえ暖かいインナーウェア2着買い
〜好みやスタイルに合わせて選択できる2パターン〜

蓄熱ストレッチインナー

前述のモコモコキャップは見栄えが楽しいレディスアイテムですが、一方で、なんとも実用的なレディスアイテム……インナーウェアがあります。これはレディス用しかないのですが、その名もズバリ【ウォームロングスリーブシャツ】。なんだか「ローング・ロング・アゴー」みたいですが、「暖かい長袖シャツ」と、機能そのままをネーミングしています。わかりやすくていいじゃないですか。

暖かさの裏付けは「蓄熱素材使用」ということ。いまや安価なカジュアルブランドがそこここにありますが、スポーツに特化したインナーウェアは、なかなかありません。このアイテムの特徴は「ストレッチ」。長袖シャツの場合、プレー中に動きにくさを感じてしまうようでは、試合中の大切な場面で気が散ってしまいます。スポーツシーン、とくにテニスのように腕・肘の動きが多いスポーツでは「動きやすさ」が重要ですし、それが確保されているアイテムには、カジュアルにはない価値があります。

さらに嬉しいのは、この【ウォームロングスリーブシャツ】には2種類あり、首までカバーしてくれる「モックネックタイプ」と「Uネックタイプ」。モックネックというのは、「クルーネック以上・タートルネック未満」の長さで、タートルネックのように折り返さず、一重になっているネックのことを指すのです。首元の暖かさを確保しながら、タートルネックのような圧迫感がなく、動きやすいネックデザインと言えるでしょう。

さてもう一つの「Uネックタイプ」のメリットは、首周りがフリーになって気にならないのと、上に着るゲームシャツからはみ出さず、デザイン性を邪魔せずに着られることです。

どちらを選ぶかは、個人の好みと、いかに使うかによりますが、いっそのこと両方を買っちゃいませんか?

毎日テニスコートへ通う女子プレーヤーは、洗濯も忙しくなりますから、両タイプを購入して、日替わりでコーディネートを楽しむっていうのもいいじゃないですか。もちろん、まずはお試しに、暖かさ重視の「モックネックタイプ」を使ってみて、暖かさと動きやすさを実感できたら「Uネックタイプ」も揃えちゃうのでもいいですね。

「冬は重ね着だ」と思い込んでいる男子よ、軽快中綿式を知れ!
〜観戦やプレー待ちでかじかむ手を、手軽に守ってスマホも操作〜

中綿ジャケット

「インナー」ときたら「アウター」です。防寒必須アイテムですね。先に「重ね着は重くてツラい」と話しましたが、たった1枚で暖かくて、軽くて、動きやすい……それって防寒着の理想じゃないでしょうか。

普通に寒いくらいならばウィンドジャケットだけでも耐えられるでしょうが、スゴく寒いときの練習などでは、スウェット系のトレーナーやパーカー(最近はフーデッドと呼ぶらしいです)を着てから、ウィンドジャケットを着るでしょう。でもそうすると、明らかに動きにくく、ストレスがたまります。

そこで嬉しいアイテムが【中綿ジャケット】です。普通のウィンドジャケットより確実に暖かく、重ね着よりも格段の動きやすさです。アンダーウェアやゲームシャツが汗で濡れ、着替えたいときも、重ね着では億劫になってしまい、風邪を引きやすくなるんですが、【中綿ジャケット】ならば着替えもしやすく、とてもありがたいアイテムです。

遠赤効果グローブ

最後にオマケ的アイテムも、プリンスデザインはちょっとだけオシャレです。まずは手袋ですが、プレー中ではなく、オフコートで使用したいニット製の【遠赤効果グローブ】で、スマホをそのまま操作できる「タッチパネル対応」となっています。操作するために、いちいちグローブをはずさなくてすむのは助かります。デザインは、大人っぽくもあり、若々しさもある「杢ニット」で、ネイビー、マゼンダ、ブラックと揃っているので、自分のアウターに合わせて選ぶことができます。

じつは……このニットグローブを、もっとオシャレに見せてくれるアイテムがあるんです。それが【遠赤ネックウォーマー】で、素材とカラー展開が【遠赤効果グローブ】と同じです。両方を同じ色に揃えて着用することで、「あれっ、この人って、ちょっとオシャレに気を遣うタイプの人なのね」と見てもらえるはずです。

普段よりちょっとだけ大人っぽく、少しだけ気を遣うことで、人から好感を持って見てもらえるようなデザインは、このところのプリンスアパレルの大きな特徴です。実質的な暖かさを備えたうえで、さりげなくオシャレできるプリンスウィンターアイテムを心に留めておいてはいかがでしょう。

text by 松尾高司(KAI project)

1960年生まれ。『テニスジャーナル』で26年間、主にテニス道具の記事を担当。
試打したラケット2000本以上、試し履きしたシューズ数百足。おそらく世界で唯一のテニス道具専門のライター&プランナー

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